よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

: 2021年4月

本日のよみがえれ!有明訴訟後の進行協議で、裁判所が和解を勧告する内容の考え方を示しました

本日、よみがえれ!有明訴訟の差戻審が行われ、弁護団の堀事務局長による意見陳述が行われた後、進行協議が行われ、裁判所から和解を勧告する内容の「和解協議に関する考え方」が示されました。 弁護団の吉野隆二郎先生から今日の報告が届きましたのでご紹介します。また、裁判所の「和解協議に関する考え方」、堀弁護士の意見陳述書をご紹介します。 「本日の請求異議の期日について簡潔にご報告します。 国からは、第22準備書面が提出されていましたが、確定判決について独自の解釈 に基いて漁獲量が増加傾向にあるというような主張の繰り返し

「よみがえれ!有明海訴訟」を支援する長崎の会など3団体が街頭宣伝

4月24日、長崎市鉄橋で3団体共同の街頭宣伝をおこない、約80名が参加しました。私たちは、「長崎県は和解協議に応じよ」「和解協議で諫干問題の全面的解決を」と訴えました。 共同主催団体は、いしきを学ぶ会、「よみがえれ!有明海訴訟」を支援する長崎の会、ストップ・カジノ!長崎県民ネットワークの3つです。

荒尾干潟水鳥・湿地センターで諫早湾干拓事業の概要や有明海の干潟の生き物たちについて鹿児島大学の佐藤正典元教授がまとめられたパネルが展示されています。

荒尾市の荒尾干潟水鳥・湿地センターで諫早湾干拓事業の概要や有明海の干潟の生き物たちについて鹿児島大学の佐藤正典元教授がまとめられたパネルが展示されています。また、諫早市の写真家富永健司さんが撮影された1980年代の潮受け堤防が閉め切られる前の諫早湾の干潟の写真も展示されています。5月30日まで展示されてる予定ですので、一度ご覧になりませんか。  

諫早湾干拓問題オンライン研究者座談会のご案内

諫早湾干拓問題オンライン研究者座談会 ─諫早湾閉め切りから24年、開門を求める続ける科学者の声─ 今から24年前の1997年4月14日、有明海の西側にある諫早湾は干拓事業の堤防によって閉め切られました。その後、有明海では赤潮や貧酸素水塊が頻発し、漁業環境が急速に悪化しました。 2001年に国の第三者委員会は堤防の水門を開放して行う調査を提言し、2010年には国に開門を命じる判決も確定しました。しかし、国はごく短期の開門調査を行っただけで、中・長期の開門調査は行わないまま今日に至っています。 そこで今回のオン

JCFU(全国沿岸漁民連絡協議会)が総理大臣と全漁連会長宛に原発処理汚染水の海洋放出の断念を求める緊急要請書を提出

原発処理汚染水の海洋放出に向けて、菅総理と岸全漁連会長が4月7日に会談、13日の閣僚会議開催とあわただしい動きがでています。JCFU(全国沿岸漁民連絡協議会)は昨年10月に続いて、昨日、別添ファイルの緊急要請書を総理大臣と全漁連会長あてに提出をされました。

参議院農林水産委員会で日本共産党の紙智子議員が調整池からの有害水の調査を求めました

今日付けのしんぶん赤旗の記事です。3月30日の参議院農林水産委員会で有明海の再生めざす有明海等特別措置法が全会一致で可決されました。日本共産党の紙智子参議院議員が、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防によって発生した有害水が漁業に与えている影響を調査するよう求めました。