よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

有明海の再生めざす、有明海沿岸4県漁民の集いが開催されました

有明海の再生めざす、有明海沿岸4県漁民の集いが開催されました

昨日午後より、佐賀市内で有明海沿岸4県の漁民の皆さんの集いが開催されました。4月28日の福岡高裁での差戻審の裁判後の進行協議で、裁判所から和解を勧告する内容の「和解協議に関する考え方」という文書が出された直後の集まりとなり、海苔養殖の収穫作業が終わり、佐賀、柳川、大和、大牟田などの漁民の皆さんを含め約40名が集まりました。馬奈木弁護団長から今回の和解勧告の意義について詳しく説明があり、その後弁護団の堀事務局長から裁判所が和解協議の勧告を出すまでの経過やこれからの進行協議の計画、今後の運動の重要性と展望などについて報告されました。参加された方々からは、裁判所が和解勧告を出したことに対する感動が語られました。これまでなかなか見通しが持てない状況が長く続いてきた中で、ようやく有明海再生の光が見えてきました。長崎の支援する会では、知事に急いでこの裁判所の勧告を届けるとともに、石木ダム建設やカジノ誘致の撤回も申し入れることが表明されました。最後に、この集いとして下記のように決議が確認されました。この決議を受けて、和解を実現させるために取り組みを一気に加速させることが、今こそ求められます。