よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

1月13日開催の〝有明会地域再生シンポジウム2025〟は熱気あふれる集会となりました

 1月13日開催の〝有明海地域再生シンポジウム2025〟はたいへん熱気ある集会となりました。翌日の佐賀新聞に詳しく報道されました。メインの鈴木先生の講演は、諸外国の国策とも比較され、長期的・総合的視点が全く見られない日本政府の農水産施策の根本問題の本質を具体的に鮮明に説明され、たいへん感銘しました。タイラギや車エビ、クツゾコ等々が当たり前に大量に水揚げされていた頃の〝豊穣の海有明海〟を取り戻すために、有明海異変の真の原因を突き止めるために、開門調査の必要性を求める声が相次ぎました。このシンポジウムの録画がy

今年も有明海でタイラギ稚魚育たず

有明海漁民・市民ネットワークのFacebook向けに書かれた文章と図だそうです。ご紹介させていただきます。 ———— 佐賀県有明水産振興センターが2024年のタイラギ生息調査の結果を11月18日に公表しました。 https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00320433/3_20433_337085_up_70y7505l.pdf 昨年(2023年)は調査開始以来初めてタイラギの成貝・稚貝とも1個体も確認できないという衝撃的な結果でした。今年も成貝は確認できず、稚貝が55カ所中2カ所で

有明海でノリの色落ちの危険が拡がっています

https://www.ariakekai.jp/wp-content/uploads/2024/11/241126-海奥部海況.jpg  有明海漁民・市民ネットワークで作成された11月26日の福岡県有明海奥部の栄養塩と赤潮の状況です。佐賀県の白石〜大浦沖で赤潮プランクトンが増加し、栄養塩が低下しています。衛星画像によると諫早湾から島原半島にかけても赤潮が発生している可能性があります。

来年1月13日、佐賀市内で〝有明海地域再生シンポジウム2025〟が開催されます

年明けの1月13日に、佐賀市内で〝有明海地域再生シンポジウム2025〟が開催されます。本日、広報用の1次チラシと企画概要が作成されましたのでご紹介します。正式チラシは、企画詳細が決まり次第作成されます。 ぜひ、たくさんの皆さまのご参加を呼びかけたいと思います。

有明海全体が貧酸素状態になっています

 有明海漁民・市民ネットワークで作成された、7月14日現在の諫早湾の貧酸素の状況です。諫早湾湾口北部のB4地点はすでに7月9日前後から貧酸素が発生していましたが、今日は諫早湾内のメインの6つの調査地点全てで、溶存酸素飽和度40%以下の値が観測されました。 この状況について、研究者の堤裕昭先生(熊本県立大学学長)は、「諫早湾では潮受け堤防締切りの後、潮流最強流の速度が約1/4に減少しています。さらに、梅雨期で大量の河川水が流入することにより、海水表層の塩分が減少して軽くなり、塩分成層が発生しています。海水が水

諫早湾干拓事業に関するTV報道のご案内です

6月15日(土)午後6時より、TBSの報道特集で 国営諫早湾干拓事業の問題点を検証する「誰のための公共事業」が放送される予定です。 20分程度の特集です。 ニュース番組ですので、大きなニュースが入れば 放送予定が変更になる場合があるそうです。 https://www.tbs.co.jp/houtoku/ また先日、「誰のための公共事業~ギロチンが宝の海を壊した~」 という番組が放送されましたが、この番組を(1分ほど短くなりますが) 6月16日(日)TBSの「解放区」という枠で放送予定だそうです。(関東ローカ